
花明かり 歌詞
花明かりきらきらきら
指でなぞる
瞬いてひらひら
花弁はもう戻らない
麗か熱に觸れ
気更來溶ける氷柱
あの頃探した
ツクシと再會
風がたおやかに連れ去る
まだ帰りたくなくて
宵を背に身を許していた
花明かりきらきらきら
指でなぞる
瞬いてひらひら
花弁はもう戻らない
やるせなくて
貴方の袖口を伸ばす
痺れる程愛してた
流るる
春の香りを待っていた
水髪泣き濡れて
しどけなく項垂れる花
貴方と過ごした
季節に會いたい
愛が掌すり抜けるなら
日々を重ねても
虛しいだけだ
夜の疾しさを飼い慣らせたら
時と微睡んで
月を背に夢を殘していた
輝いてきらきらきら
桜落ちる
華やいでひらひら
闇に抱かれ踴りたい
ここに居たくて
私の影帽子を殘す
擦り切れるほど愛してた
さざめく春と
花明かりきらきらきら
指でなぞる
瞬いてひらひら
花弁はもう戻らない
ただやるせなくて
貴方の袖口を伸ばす
千切れるほど愛しては
流るる雨の香りを待った
春隣で手を繋いで