收聽三浦大知的風に立つライオン 三浦大知 バージョン歌詞歌曲

風に立つライオン 三浦大知 バージョン

三浦大知2023年10月25日

風に立つライオン 三浦大知 バージョン 歌詞

 

 

風に立つライオン 三浦大知 バージョン - 三浦大知 (みうら だいち)

詞:さだまさし

曲:さだまさし

原唱:さだまさし

突然の手紙には驚いたけど

嬉しかった

何より君が僕を

怨んでいなかったということが

これから此処で過ごす

僕の毎日の大切な

よりどころになります

ありがとう ありがとう

ナイロビで迎える

三度目の四月が來て今更

千鳥ヶ淵で昔君と見た

夜桜が戀しくて

故郷ではなく

東京の桜が戀しいということが

自分でもおかしい位です

おかしい位です

三年の間あちらこちらを廻り

その感動を君と分けたいと

思ったことが沢山ありました

ビクトリア湖の朝焼け

100萬羽のフラミンゴが

一斉に翔び発つ時 暗くなる空や

キリマンジャロの白い雪

草原の象のシルエット

何より僕の患者たちの瞳の美しさ

この偉大な自然の中で

病と向かい合えば

神様について ヒトについて

考えるものですね

やはり僕たちの國は

殘念だけれど何か

大切な処で

道を間違えたようですね

去年のクリスマスは

國境近くの村で過ごしました

こんな処にも

サンタクロースはやって來ます

去年は僕でした

闇の中ではじける

彼等の祈りと激しいリズム

南十字星 満天の星

そして天の川

診療所に集まる人々は

病気だけれど

少なくとも心は僕より

健康なのですよ

僕はやはり來てよかったと

思っています

辛くないと言えば噓になるけど

しあわせです

あなたや日本を捨てた訳ではなく

僕は「現在」を生きることに

思い上がりたくないのです

空を切り裂いて落下する

滝のように

僕はよどみない生命を生きたい

キリマンジャロの白い雪

それを支える紺碧の空

僕は風に向かって立つライオンで

ありたい

くれぐれも皆さんに

よろしく伝えて下さい

最後になりましたが

あなたの幸福を

心から遠くから

いつも祈っています

おめでとう

さようなら